第2回アジアオーケストラフェスティバル安東大会 参加報告
平成25年7月26日~7月28日
韓国安東市「安東文化芸術の殿堂」
<コンサート>7月28日(日) 安東文化芸術コンサートホール
2011年福岡市にて開催した「第1回アジアオーケストラフェスティバル」に引き続き、本年、韓国の安東市で「第2回アジアオーケストラフェスティバル」が開催されました。主催の安東市及び安東文化芸術の殿堂とともにNPO-WFAOが全面的にこのアジアフェスティバルに協力し、アジア各国の音楽を愛好するアマチュアオーケストラに呼びかけ開催する運びとなりました。コンサートでともに演奏をすることにより言葉を超えた交流ができ、またお互いの国の情報交換をすることによりアジアのオーケストラのネットワークを深めることができました。
日本からも青少年オーケストラに9名、社会人オーケストラに8名、会議参加者及びオブザーバとして16名参加しました。
♪開催日時及び場所等
平成25年7月26日~7月28日
韓国安東市「安東文化芸術の殿堂」
<コンサート>7月28日(日) 安東文化芸術コンサートホール
♪指揮者・演奏曲目
【 ユース 】
指揮:カン・ソツキ (ウオンジユ市立交響楽団常任指揮者)
・スッペ/軽騎兵序曲
・ベートーベン/ピアノ, バイオリン, チェロのための協奏曲
【 社会人 】
指揮:チョン・チーヨン (韓国芸術総合学校教授、昌原市立交響楽団常任指揮者)
・カン・ジュニル/オーケストラとサムルノリのための協奏曲
<1995年 国連創立50周年を記念して国連総会会場で演奏された曲>
・ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調「新世界より」Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ
♪セミナー
① 瞑想なボーイング
– 7月26日(金)16:30 安東文化芸術殿堂国際会議室(1階)
– 対象:各国代表と参観者
-“芸術を通じたアジア的価値の再認識”というフェスティバルのテーマにあわせて”瞑想ボーイング法”の練習法とデモ演奏がおこなわれた。
② コロンビア”BATUTA”と各国の事例発表
– 7月27日(土)10:00 安東文化芸術殿堂国際会議室(1階)
– 対象:各国代表と参観者
-南米ベネズエラのEl Sistema運動から始まったコロンビアの青少年オーケストラプログラム”BATUTA”のプレゼンテーション及びアジア各国のオーケストラ活動の事例発表があった。
③ AOF in Andong特別公演I
– 7月27日(土)13:20〜13:50 安東文化芸術殿堂白鳥ホール
– 世界的なアルトサクソフォンプレーヤーの Kang TaeHwanの演奏を鑑賞。(芸術を通じて精神的価値の認識を持つようにするプログラム)
– 演奏: Kang TaeHwan(アルトサクソフォン)、Jin BoRa(ピアノ)
④AOF in Andong特別公演II”瞑想ボーイング法”と<奚琴、馬頭琴、弦楽アンサンブルの共演>
- 7月27日(土)19:30〜20:40 安東文化芸術の殿堂Swan Hall
– モンゴルの馬頭琴、韓国の奚琴、弦楽アンサンブルの共演を鑑賞。(フェスティバルのテーマである”アジア的価値の再認識”を実装する特別演奏プログラム)
♪WFAOアジア会議
- 7月28日(日)10:00〜12:00 安東文化芸術の殿堂国際会議場
– “アジアオーケストラフェスティバル”の今後のスケジュールやアマチュアオーケストラの発展のために各国代表団の話し合いがされた。
– 参加者:各国代表や参観者